グラーヴ格付けに認定されている名門ワイナリーより最上の白ワイン
ボルドー産辛口白ワインより、2015年、2016年、2017年をご堪能いただける垂直ワイン3本セットです。
シャトー・パプ・クレマンの最初の収穫は1252年に遡ります。したがって、約7世紀にわたり、シャトーは同じテロワールで素晴らしいワインを生産してきました。パプ・クレマンの名前は、パプ=教皇、クレマン=クレマン5世から由来しています。
その歴史、個性、そしてテロワールを通じて、卓越性を実現する伝統を築き上げてきました。ぶどう畑での手作業、除草剤を使わないことや、牛や馬で耕すこと、自然発酵(土着酵母)醸造などはすべて先祖代々受け継がれてきた手法であり、そのテロワール・自然を最大限に反映したワイン作りをしています。
完全手動空気圧プレスによりぶどうはやさしく圧搾されます。 アロマを保護するために、圧力を非常にゆっくりとかけ圧搾された果汁をフレンチオークで醸造。細かな澱と一緒に攪拌しながら熟成。ワインの15%は新世代セメント卵形タンクで醸造されます。
仕上がったワインの色合いはかなり深い黄金色で、わずかに緑がかった黄金色の輝きがあります。
香りは表現力がとても豊かで印象的。 柑橘類のフルーティーな香りに リンゴの花、スイカズラ、アカシアのニュアンス。樽の香りは目立ちますが控えめで松、バニラとトーストした香ばしいブリオッシュの香りが続きます。ミネラルと上質な酸も十分に溶け合い、非常にエレガントで優美なワインです。
シャトー・パプ・クレマン
最初のブドウ収穫は1252年に行われ、1299年にベルトラン・ド・ゴ司教がボルドーの大司教になり、彼の領地にあったブドウ畑の経営を始め、当時の最先端の設備を導入し、ワイン造りを手掛けました。
1305年に次期教皇「クレマン5世」に選出されますが、ワイン造りについては、後任の大司教に引き継ぐことになります。その際、これまでの功績を受け継ぐために、「パプ=教皇、クレマン=クレマン5世」の名前が引き継がれました。
歴代の大司教によって、クオリティの高いワイン造りが続けられましたが、フランス革命によって、領地はすべて国家に没収され、複数の所有者に引き継がれます。
1986年に現在のオーナーベルナール・マグレ氏が引き継いで以降、シャトーが再生されていきます。今では第4級格付けのシャトー・ラトゥール・カルネ。サンミリオンのシャトー・フォンブロージュ。ソーテルヌ格付けのシャトー・クロ・オー・ペルゲも所有しています。
マグレ氏は醸造コンサルタントにミシェル・ロラン氏を雇い入れ、醸造設備、セラーの改修など、必要な投資を行い、それによりワインの品質は大きく向上し、今や最高峰のワインの一つとして確固たる地位を築いています。
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