ソムリエ厳選!品種別カリフォルニア赤ワイン
サンタ・バーバラ・ピノ・ノワール・2021・ニールソン
カリフォルニア州の有名なセントラルコーストの南部に位置するサンタバーバラ郡。1964年に初めてサンタバーバラカウンティにぶどうの樹を植えた、ウリエル・ニールソンの名にちなんだワイナリーです。サンタバーバラで造られる高品なピノ・ノワールとシャルドネを主に生産しています。冷涼なサンタバーバラは世界でも有数の長い生育期を誇るワイン産地。水はけがいい土壌で、太平洋から涼しく乾燥した風が吹きます。エリアの特徴を生かすため、フレンチオーク(新樽5%)で12ヶ月熟成されます。
ラズベリー、クランベリー、ブラックチェリーの香り、ほのかなバラの花びらやスミレ、紅茶のニュアンス。わずかにキャラメルの香り。上品な赤い果実味が繊細で風味豊かなワインです。樽のニュアンスをしっかりと感じますが、渋みは少なくエレガントな酸味と長い余韻が続きます。
合わせるお料理としては、生ハム、マグロやカツオの赤身の魚料理、バルサミコ酢やいちご等の甘酸っぱいソースで仕上げた鶏肉や鴨料理、ローストビーフをお勧めいたします。
シカゴ大学で講師を勤めていたウォレン・ウィニアルスキ氏がネイサン・フェイ氏と出会い、1970年にスタッグス・リープ・ヴィンヤードを取得、設立しました。72年に醸造所が完成、コンサルタントにアンドレ・チェリチェフ氏を招きました。1976年5月、後に「パリスの審判」と呼ばれるアカデミー・デュ・ヴァン主宰のブラインドテイスティングで、五大シャトーなどフランスの著名ワインを抑えカベルネ・ソーヴィニヨンの中で「スタッグス・リープ・ワイン セラーズ・S.L.V.・カベルネ・ソーヴィニヨン1973」が見事1位を獲得。このワインはスタッグス・リープのファーストヴィンテージで、樹齢もたった3年という驚きと共に大きな話題となり、以降世界中に熱狂的なファンを持つワイナリーとなりました。
2007年にサン・ミッシェル・ワイン・エステーツとマルケージ・アンティノリが共同で所有を開始。2011年には晩餐会でサーブされるなど、アメリカを代表するワイナリーの一つです。“STAG’S LEAP”とは、stag=牡鹿、leap=飛ぶで、ネイティブ アメリカンがこの地で生活していた時代、狩猟で追い込んだ牡鹿が谷を飛び越え逃れたという逸話に由来しています。
こちらのラベルには、1976年の「パリスの審判」以降、ワインメーカー達に引き継がれたスタッグス・リープ・ワイン・セラーズの伝統と技法を表現する「手印」がラベルにデザインされています。
熟したベリー系の香りに、ブラックベリーやプラムなどの黒系果実とドライハーブのニュアンス。しっかりとした構成力がありフルボディながら、柔らかなタンニンが長い余韻へと導きます。
マイケル・モンダヴィ・ファミリー・エステートにてマスター・ワインメーカーを務めるトニー・コルトリンが手掛けるオベロン。ナパ・ヴァレーで生まれ育ったトニーは35年以上のワインメイキングの経験をオベロンに注いできました。彼はナパ・ヴァレーの中でも最良の畑から良質なブドウを選び抜く能力を持ち、またナパ地方特有の典型的なボルドー品種の育て方も理解したエキスパート。長年に渡り信頼関係を築いてきた地元の栽培家と共にオベロンに使用するプレミアムなナパ・ヴァレーのサブ・アペレーションから採れるブドウの品質管理を徹底し、高品質のワインを造り出しています。
醸造においては、マセレーションの時間を延長しプレス後、フレンチオーク(新樽45%)でマロラクティック発酵。シラーをブレンドすることでメルローの持つベリーの風味に複雑なニュアンスが加わっています。
深みのある濃いルビー色。凝縮したブラックフルーツのアロマに続くブルーベリーとチョコレートのフレーヴァー、そしてしなやかなタンニンを味わうことができます。
お料理は牛肉やラムの赤身肉のステーキ、肉厚のハンバーグにデミグラスソースを使ったお料理が非常に良く合います。
「メートル・ド・シェ」はフランス語(主にボルドー)で醸造責任者を意味する言葉です。現在では独立して自身のワイナリーの経営だけで生活ができるようになりましたが、「メートル・ド・シェ」設立当初は二人とも別のワイナリーの醸造責任者やアシスタントとして仕事を掛け持ちしていました。そんな苦しい中、自分たちにセラーで働くチャンスを与えてくれて、醸造や栽培の知識を共有してくれた恩師がいたからこそ現在の自分が居るという意味で、労いの気持ちを表現したブランド名です。つまり、「メートル・ド・シェ」とはアレックスとマーティンがワインの業界に入るきっかけとなった役職名であり、彼らの原点なのです。
1883 年に描かれたイラストがラベルに採用されていて、ローマ神話における自由の女神「リーベルタース」とカリフォルニアのシンボルであるハイイログマが乾杯をしています。カリフォルニアが州旗としてハイイログマを採用したのが1911 年なので、この絵はその前に描かれたものになります。樽の側面にはゴールドラッシュ発生時(1848 年)に長い道のりを経てアメリカ西海岸にたどり着いた帆船とクワを持つ労働者が描かれています。もともとのオリジナルのイラストには樽の側面に「見つかった!」を意味する「Eureka」の文字があり、ワイン木箱の側面にはそれぞれ「Mission」、「Pineau」、「Riesling」、「Zinfandel」と書かれていましたが、そのままでは米国酒類タバコ税貿易管理局からの許可が降りなかった為、「Eureka」の文字を削除し、木箱の側面には実際に中に入っているワインに使われたブドウ品種が記載されています。
イチゴ、プラム、ラズベリーにほんの少しのコーラとリコリスの風味が、繊細なテクスチャーとしっかりとしたタンニンを備えた明るい後味を演出します。このワインの繊細さにより、今すぐ飲むことができますが、今後何年先まで熟成も可能です。
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