豊潤な果実味と上品な酸味が一体となった見事なバランスの白ワイン
非常に輝きがあり、澄んだライトイエロー色の外観。さわやかな柑橘系フルーツ、マスカット、洋ナシ、白い花束、フレッシュハーブを思わせるアロマが加わります。口当たりはまろやかながらも豊潤な果実味と上品な酸味が一体となり、バランスの良い見事な仕上がりです。澱の上で寝かせていることで、味わいに深みが増し、魅力的な味わい。余韻も非常に長く、ブルゴーニュ・サントネ村の魅力が詰まった白ワインです。
合わせるお料理は、フランスの伝統料理のグジェール(チーズを混ぜ込んだシュー生地料理)がお勧めです。また、ブルゴーニュの伝統料理のジャンボン・ペルシエ(ハムとパセリのゼリー寄せ)も相性抜群。他には、サーモンや白身魚のソテーにレモンを効かせたお料理やバターソース、白身魚のフライ、刺身、お寿司、てんぷら、鶏肉ササミのチーズ焼きにパセリやシソなどを合わせたお料理などもお勧めです。
ドメーヌ・ジェシオム・ペール・エ・フィス
伝統的なワインを造り続けていましたが、2006 年からこの邸宅はスコットランド人のデイビッド・マレー卿によって所有されることになり、少しずつ変化が起きていきます。
2014年には新しいワインチームを編成し、テロワールを尊重したエレガントで上質なワインを目指しています。2015年にウィリアム・ウォーターキーン氏がワイン作りの責任者に任命され、ビオロジックへの転換をはじます。
その後、2020年にさらに転機が訪れます。デイビッド・マレー卿はこのドメーヌをジャン・フランソワ・ル・ビゴー博士に売却しました。博士はブルゴーニュに非常に強い情熱を持ち、このワインのクオリティをさらに向上させたいと考えました。所有者は変わりましたが、ドメーヌのチームはそのまま残り、さらに高い目標が掲げられます。
現在、ワインは高い品質を実現するために、オーガニックで醸造され、セラーへの新たな投資が行われています。新しい温度調節システムが搭載し、ワイン造りに欠かせないワイン樽は最高の樽製造業者から仕入れを始めました。天然酵母の使用、重力を用いた醸造、自然な清澄、SO2使用量を可能な限り下げるなど、常に進化し続けています。
また、醸造責任者ウィリアム・ウォーターキーン氏2021年2月に、“GJPV Bourgogne Trophées Jeunes Talents 2020”(若くて才能ある醸造家に贈られる賞)を受賞しました。
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