ヴォーヌ・ロマネ村拠点に活躍する名ドメーヌ。ACブルゴーニュとは思えないクオリティを秘めた赤ワイン
外観は透き通ったルビーレッドの色調。赤スグリやラズベリー、ブラックベリーなどの果実の香りが美しく、心地よいスパイシーなニュアンスをわずかに感じます。口に含むと十分な果実味と美しいミネラル感、酸味のバランスが非常に良く、さらに余韻も非常に長く、エレガントな仕上がりです。
お料理は、生ハムやチーズを加えたサラダ、鶏肉・豚肉のソテーにマスタードソース、仔羊の香草焼き、魚介とジャガイモのグラタン、山羊のチーズ、ブリアサヴァラン、エポワス
ロベール・シュルグ
1960年創業の非常に小規模なワイン生産者。所有する畑は特級のグラン・エシェゾーやエシェゾー、ヴォーヌ・ロマネ1級畑・プティ・モン、ヴォーヌ・ロマネ等。
化学薬品を使用しない害虫対策など人為的で化学的な介入を厳しく制限することで、地球環境に配慮した高品質ワインを生み出す為の真摯な取り組みが随所に見られます。(平均樹齢は35年~40年)。
収穫は40人もの人員を動員し全て手作業で行っています。(100%除梗)。
近年、クラシックなスタイルからエレガンス感溢れるスタイルへと見事な変貌を遂げ、新たなファンの獲得につながっています。
最近の試みとしては収穫したぶどうをなるべく潰さないよう醗酵槽に入れ、果汁を疲れさせないようポンプの使用を避け、バケツでの移動に切り替えるなど、ピジャージュの回数を減らすなど、より昔ながらの手法に切り替えている事などが功を奏しています。
人為的な介入を制限することで本来のポテンシャルを十分に発揮し、純粋でエレガント、ジューシーで果実味溢れるスタイルを見事に表現しています。
数年前からDRC(ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ)が使用しているものと同じ選別機械を導入したことにより、ヴィンテージの出来に関わらず、雑味や青味のない甘く熟した果実だけを選別できるようになり、品質が飛躍的に向上しました。
その味わいはワイン評価誌などで高く評価されており、今後、目の離せない造り手として注目を集めています。
長年ドメーヌを引っ張ってきたマリー=フランス&ジャン=ルイ・シリュグは2022/2023ヴィンテージを最後に引退し、今後は<アルノー&ソフィ・シリュグ・ノエラ>が引き継ぎます。
関連商品
この商品を買った人はこちらの商品も購入しています。