ジュラ地方独特の個性的なワイン「ヴァン・ジョーヌ(黄色いワイン)」
サヴァニャン種から造られるヴァン・ジョーヌは、独特な造り方で、最低6年間樽で熟成しその間注ぎ足しや澱引きは一切行なわれません。空気に接するワインの表面に酵母の膜が生まれ、シェリー酒やローストしたアーモンドの様な独特のニュアンスと、酸化熟成が促進された旨みの詰まった濃密な味わいのワインができあがります。その味わいは、「黄金の味」と言われ、長期の熟成可能なワインのひとつです。強調し過ぎない程度のヴァンジョーヌ独特の香りから始まり、酸味がとても優しいです。もともと独特な味わいですが、その個性をしっかり感じながらも、なめらかで、合わせる料理をひきたたせてくれるベストな状態です。
ご家庭では熟成したコンテチーズとの相性はもちろん、ウニのクリームパスタなどもおすすめです。白ワインを使った煮込み料理をヴァン・ジョーヌに変えクリームで整えるると、いつもと一味違った料理が楽しめます。