1880年創業。サヴィニー・レ・ボーヌを代表する名門シモン・ビーズ
シモン・ビーズは、全体的な味のバランスが取れたワインを生み出すブルゴーニュの産地サヴィニー・レ・ボーヌを拠点とする生産者です。1880年に創業し、1950年に孫の3代目シモン氏がドメーヌを継承すると、ぶどう栽培、醸造家としての才能を存分に発揮し、シモン・ビーズのワインは高く評価され、レストランのシェフやソムリエ、さらにワイン愛好家の間で広まりました。
1972年にドメーヌを引き継いだのが、3代目シモン氏の息子で4代目のパトリック氏。彼はドメーヌの名声をさらに高めると同時に、ブドウ畑を大きく拡張。1995年にラトリシエール・シャンベルタン、1997年にコルトン・シャルルマーニュと、赤白ふたつのグラン・クリュを手に入れることに成功し、ドメーヌの総面積は22ヘクタールに達しました。現在はパトリック氏の妻、千砂・ビーズ女史とパトリック氏の妹で三女のマリエル・グリヴォ女史の2人でシモン・ビーズの5代目に就任し、長い伝統を守りながら、ブルゴーニュのテロワールを表現しています。
ビーズ家が3代にわたって、それぞれ植えた樹が育つ「グラン・リア―ル」は、日照量に恵まれた南向きに面しており、上質で繊細なピノ・ノワールが生み出されます。熟したラズベリーと赤スグリの香り、しなやかな果実味を感じさせる赤ワインです。
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