「シャトー・オー・ブリオン」と2大シャトーとして双璧をなすラ・ミッション・オー・ブリオンのセカンドワイン
シャトー・オー・ブリオンの兄弟シャトーとして知られているラ・ミッション・オーブリオンのセカンドラベル。熟した果実感の中に上品な風格を感じるワインです。少量生産されるこのセカンドラベルは、シャトー・ラ・ミッション・オー・ブリオンよりも早期に熟すためその卓越した味わいを存分に楽しむことが出来ます。名前は、1698年にラザリストの司祭によって建てられたミッション・オー・ブリオンの礼拝堂にちなんで付けられています。
深みのある濃い赤紫外観は、年月を増すごとに少しずつ淡く、輝きを増していきます。力強く熟した赤黒系の果実(チェリー、カシス、ブルーベリー、ブラックベリー)のアロマにコンポート果実のニュアンス。ほのかにココアの香りが現れます。アタックは素晴らしいタンニンの構造に覆われており、よりまろやかで心地よい味わいに変化していきます。余韻には、果実の風味がしっかりと繊細に残ります。
常にメルロを多くし使用していますが、そのブレンド比率は毎年変化します。
2009年:メルロ49.2%、カベルネ・ソーヴィニヨン41.9%、カベルネ・フラン8.9%
2014年:メルロ45%、カベルネ・ソーヴィニヨン24%、カベルネ・フラン31%
2017年:メルロ44%、カベルネ・ソーヴィニヨン46%、カベルネ・フラン10%
長期熟成ワインをお楽しみいただくにあたって
<美味しく飲むために>
ワインは熟成の過程で、澱(オリ)と呼ばれる不溶性の沈殿物が形成されます。もともとはワインに溶け込んでいた自然の成分が長い年月を経て固形化したもので、人体への影響はございませんのでご安心ください。口当たりは良いものではないためグラスに入らないようにしてお召し上がりください。到着後1週間ほどボトルを立てて保管していただきますと、澱を瓶底に集めることができます。
<抜栓について>
ワインの理想的な保管条件は大変湿度が高いため、長期保存されたワインはコルクにカビが見られる場合がありますが、中身には影響はないためよくふき取ってからお召し上がりください。長期熟成ワインのコルクは、通常より柔らかくなり抜栓時に折れやすくなることがあります。ゆっくりと丁寧に引き上げるように抜栓してください。抜栓後は澱が舞い上がらないようゆっくりグラスにお注ぎください。
<味わいについて>
ワインは同じ銘柄、同じヴィンテージであっても1本1本味わいが多少異なります。これはワインが瓶詰めされた後に起こる瓶内熟成の差によるものです。
<熟成による目減りについて>
長期保管されたワインには、熟成の過程により漏れた形跡がないにもかかわらず、少量ですが、瓶詰めした当時より液体が少なくなり、商品ラベルに記載の容量に満たない場合がございます。これはワインを美味しく熟成させるため、ゆっくりと空気と触れ合うコルクを使用していることで起こる熟成の結果です。
<ご購入について>
長期熟成ワインはこのような性質上不安定な要素が多く、大変デリケートな商品であるため品質や味を保証することが難しいことをご理解の上ご購入くださいますようお願い申し上げます。ご購入前にご質問やご不明なことがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
<商品お届け後の取り扱いについて>
ワインの品質保持のため年間を通じてクール便でお届けしております。お受取り後は、開封しワインセラーなどに保管してください。開封せずに室温で長時間放置されますと、保冷車からワインを運び出した際の急激な温度変化により、瓶の内部が膨張し液漏れが生じたり、ボトル表面に結露が発生しラベルが傷む等、劣化の原因となります。特に真夏はこのようなリスクが高まりますのでご注意ください。お届け後のお取り扱いにおける劣化や破損に対する補償(交換・返品)は致しかねます。
関連商品
この商品を買った人はこちらの商品も購入しています。