ブルゴーニュ三大銘醸地の1つ,ムルソーの1級畑
ブルゴーニュの三大銘醸地のなかでも、先に世間に名が知れ渡ったのは、特級畑を所有しているお隣の「ピュリニー・モンラッシェ」と「シャサーニュ・モンラッシェ」ですが、「ムルソー」も一度その高品質が知れると、アメリカを筆頭に一気に世のワイン市場に広まり、今では世界の代表格の銘醸地としてその地位を確立しました。「ピュリニー・モンラッシェ」や「シャサーニュ・モンラッシェ」と比べると、より濃密でふくよか、個性溢れるその味わいが人気を博しています。
1級畑のシャルムの特徴は、ふくよかな果実味と、どっしりとしたコクのあるワインが作られます。外観は澄んだ色合いに少し麦わら色が入った様な印象。
白桃やアプリコットのフレッシュさと、コンポートにしたフルーツのニュアンスが混ざり合い、香りはとても豊かで複雑な仕上がりです。
酸味とミネラルがバランス良く調和しているおかげで、飲み口では爽快感を感じながら、ゆっくりと味わいに深みが増していくような味わい。
時間が経つと、香りや味ワイン変化をより楽しむことが出来るワインです。
長い歴史に培われたブルゴーニュの代表格ルイ・ジャド社
ジャド家の歴史は大変古く、そのルーツは中世のジャコバン修道会に辿ることができるほどの旧家です。
葡萄の栽培は、1794年からジャド家が所有するシュヴァリエ・モンラッシェ・レ・ドゥモワゼルの畑から始まり、1826年にはボーヌ・ヴィーニュ・フランシュのプルミエ・クリュを取得。また、現在に至るまでブルゴーニュの銘醸格付け畑を次々と取得し、210ha以上の自社畑を有するこの地方を代表する大ドメーヌへと見事な成長を遂げました。
古典的で力強く堅めの仕上がりの優れた品質のワインを提供することで定評があり、その卓越性は尊敬の的になっているほどで、名門ネゴシアンとしても高い評価を受けています。
近年では、合理性に富んだ超近代的な醸造所も話題を呼び、品質を高めるための更なる進化に余念がありません。
ルイ・ジャド社が造るワインは、全てブルゴーニュ地方のA.O.C.格付けとして評価され、グラン・クリュからA.O.C.ブルゴーニュに至るまで、全て同じデザインの酒神バッカスの顔をあしらったエチケットが貼られています。
これは、全てのアペラシオンに対して敬意を払い、一貫したワイン造りをおこなっているルイ・ジャド社の情熱が強く表れています。
近年では、ボージョレの名門ワイナリー「シャトー・デ・ジャック」をはじめ、プイィ・フュイッセの代名詞「J.A.フェレ」などを獲得、傘下に収め、ブルゴーニュの代表格としてその存在感を明確に表しています。
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