酸味と果実の風味がバランス良く重なり、エレガントで凝縮感のあるブルゴーニュ白ワイン
グリーンがかったレモンイエローの色調。ライムやレモンの香りに、小さな白い花やハーブのフローラルなアルマを優しく感じます。フレッシュで活き活きとした酸味と果実の風味がバランス良く重なり、ほどよいボリューム感で飲みごたえも十分。最後の余韻まで心地よい香りに包まれます。非常にエレガントで凝縮感を感じる白ワインです。
冷やしすぎると香りが閉じこもってしまうので、冷やしすぎには注意が必要で、11~12℃くらいがおすすめです。簡単な温度調整の方法として、冷蔵庫でしっかり冷やした後、冷蔵庫から出して頂き、室温で15~20分置いていただくとちょうど良い頃合いです。
※設定室温や環境により多少異なります。
ポール・ペルノ
ポール・ペルノは1850年創業のピュリニー・モンラッシェやバタール・モンラッシェを代表する造り手のひとつです。現在では創業者の孫とその息子達の手で運営し、「ピュリニ―・モンラッシェの王座をルフレーヴと争うドメーヌである」と非常に高い評価を受けています。除草剤や化学肥料不使用。剪定は非常に細やか、剪定した若枝を粉砕して畑に撒き腐植質が送り込まれています。
収穫は全て手作業で、発酵前に醸しは行われず、30度で15日間に渡り発酵。
白は空気式圧搾機を用い穏やかにプレス、不純物を沈殿させた後、樽内発酵。赤は完全除梗、発酵後一回のみ穏やかにプレス。
赤白共に樽内で1年間熟成。新樽比率は村名格30%、1級畑40%、特級畑50%。白は清澄と軽い濾過、赤は軽い清澄が行われた後、瓶詰めされます。
このように、ポール・ペルノでは、テロワールとヴィンテージの持ち味を引き出すべく自然な手法が心がけられています。
非常に細やかな配慮がなされ、品質に対するこだわりは徹底したものです。
多くの優良な畑を所有しており、以前は葡萄をジョセフ・ドルーアン等に販売していましたが、現在はほとんどのワインを自分たちの名前で元詰めしています。
収量を抑え、適度な新樽を使う事で驚く程芳醇で濃厚な造りとなり、その偉大なワインはピュリニーの造り手で三本の指に数えられる名手です。
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