きめ細かく繊細な泡と、シャープな酸味が心地よい味わいのスパークリングワイン
ミレジマートは良年のみ造られます。ガルダ湖にある最も冷涼な地域にある古木中心のシャルドネを100%使用。石灰岩を含む63の鉱物が存在する土壌で南・南東向きの畑です。
早朝に収穫されたぶどうは50%をオーク樽で、50%はステンレスタンクにて発酵。その後ワインとして8ヶ月の熟成を経て、瓶内二次発酵へ進みます。
また、瓶内熟成は通常のシャンパーニュよりも長く54~60ヶ月行われます。
外観はクリスタルイエローに輝く美しい色合い。長期熟成により、泡立ちは非常に細かく溶け込み、繊細で上品なイメージ。熟した柑橘系の香りや洋梨、マルメロ、蜂蜜、白い花の芳醇なアロマが重なります。細かなムースが優しく弾けると共に、果実味や複雑なアロマが一気に口の中に広がるスパークリングワインです。
コスタリパ
1936年に祖父が設立したカンティーナを、現在は二代目のマッティア・ヴェッツォーラ氏が運営。同氏は、ベッラヴィスタ設立時より醸造総責任者を担い、フランチャコルタがDOCGに昇格した立役者の一人です。これまでに最優秀エノロゴ賞を5度受賞(※)するイタリアで唯一の醸造家であり、イタリア・ワイン界における現代の巨匠として知られている人物です。
「最も大切なことは、葡萄が持つ力を最大限に引き出す為に、栽培、醸造ともに出来るだけ自然に任せること。すなわち、愛情を持って葡萄を見守ること」とマッテイア氏は熱く語ります。
醸造・熟成において、最高のスプマンテを造るには、まず「最上のベースワイン」を造る。そのため、多くのフランチャコルタが空圧式の圧搾機を使用し短時間でプレスする中、マッティア氏はラクリマ式(涙式)という、垂直式圧搾機で自重のみで涙の様にポタポタと垂れてくる一番果汁のみを使用します。
この果汁をワインにするために、マッティア氏は樽発酵、樽熟成というシャンパーニュでも一部のトップ生産者しかとらない手法を選びます。ワインとしての樽熟成も8カ月と長い期間です。これは、ラクリマ式によって得たピュアでナチュラルな果汁だからこそ可能な事です。
果汁をベースワインに仕上げた後、瓶内二次発酵の過程に進みます。力強いベースワインがもとになっているスプマンテは、シャンパーニュの規定(15ヶ月間)の2倍以上、ノンヴィンテージでも24~30ヶ月という長期の瓶内熟成を経て、ようやくリリースされます。
※ 【最優秀エノロゴ賞 履歴】
2020 イタリア最優秀エノロゴ賞(Food and Travel)
2015 最優秀エノロゴ賞(世界最大の見本市Prowein)
2014 オスカー・デル・ヴィーノ(ワインのオスカー賞)
2008 年間最優秀エノロゴ賞(Gambero Rosso)
2004 オスカー・デル・ヴィーノ(ワインのオスカー賞)
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