フランスが誇るワイン銘醸地ブルゴーニュより、各村を象徴するワインから、1級畑の赤ワインを厳選
ニュイ・サン・ジョルジュ・1級畑・ レ・サン・ジョルジュ・2021・フェヴレ
ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くフェヴレは初代ピエール・フェヴレ氏により1825年に創立されました。以来代々家族で経営されていて、現在ブルゴーニュ全域で合わせて約120haの自社畑を持っています。各畑それぞれの個性をしっかりと表現しています。現代ではブルゴーニュの中でもトップクラスの地位を確立しています。こちらは本拠地を置くニュイ・サン・ジョルジュの1級畑です。数多くある一級畑の中において、最も特級に近いと言われているのがこの「レ・サン・ジョルジュ」。口いっぱいに広がる果実感とその果実感をより一層引き立たせるスパイシー差を持ち合わせているところに、「特級に近い」といわれる所以を感じます。熟成にも充分耐えれるポテンシャルを持っていますが、今お飲みになられてもその良さを存分に味わえるものであります。
ジュヴレ・シャンベルタンの1級に認定されている畑は26。それぞれが素晴らしい畑でありますが、この「コンボット」は特級と変わらぬクオリティを備えています。まず環境が大変に恵まれている点にあります。畑の位置が特級畑に囲まれるように位置しており、そこからできるぶどうも特級畑と遜色ない品質のものがうまれます。また、このワインの生産者「ジョルジュ・リニエ」はジュヴレシャンベルタン村のお隣、「モレ・サン・ドニ」を拠点とするブルゴーニュきっての名高いドメーヌです。生産量こそ多くありませんが、秀逸な畑を多数所有している事もこのドメーヌの素晴らしきところ。土地・ぶどうの個性が表現されたワインを生み出すことで知られております。個性をたたせながら、醸造、熟成に用いる樽からワインに与えるニュアンスも、決して強調し過ぎず非常に絶妙、ブルゴーニュの伝統的なスタイルを見事に表現する生産者です。
ブルゴーニュの中心街ボーヌを拠点とし、ブルゴーニュのほぼ全域のワインを手掛ける、創業1731年の名門「ブシャール」。多数様々な畑を所有していますが、総じてその特徴は品質の安定感にあります。ぶどうの持つ品質、土地が醸し出す個性を表現しながらも、決して誇張しすぎないそのスタイルは買い手に常に安心感を与えてくれます。この「ヴィーニュ ド ランファン ジェズュ」は「幼子イエスの畑」の意味。ボーヌを代表する1級畑グレーヴの中でもさらに、好条件が揃った一部の区画であり、またこの畑は「ブシャール」の単独所有、つまりブシャールの良さが100%表現されている上質で特別なワインです。スミレを思わせる優雅で華やかな印象の香りからはじまり、口に含むと豊富な酸と若々しい果実味がいっぱいに広がります。穏やかな渋みが味のバランスを整える役目を果たしている様な存在感を持ち、まさに三位一体、調和のとれたワインとなっています。
フレデリック・ルプランスは、パリ在住のソムリエ、ブノワ氏が、日本に紹介するワインを求め、現地で見つけてきたワインです。つまり日本にはその名は轟いてはいませんが、現地フランスでの評価はどんどん高まっています。優れたぶどうを購入し、それらを自身で醸造するのが彼のワイン作りのスタイルです。優しい風味が感じられるものが多い南ブルゴーニュ産ワインの中において、比較的しっかりとした味わいが楽しめるのがヴォルネイの特徴です。このワインも同様、活き活きした酸味に加え、ルプランスらしい豊富な果実味が楽しめる1本です。
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