メドック・サンテステフ村のクリュ・ブルジョワ・エクセプショネル格付けのエレガンスなワインをヴィンテージ別に楽しむ垂直ワインセット
シャトー・オルム・ド・ペズは、サン・テステフに設立されたシャトーです。2003年以降ラベルに使用されている樹は、畑に植えられていた古いニレ(楡)の樹(=オルム)に由来。ニレの樹は1950年代にヨーロッパで絶滅しましたが、それ以前はシャトーの敷地内にニレの樹が点在していました。
1940年以降は、メドック格付け第5級のシャトー・ランシュ・バージュを所有するカーズ家の所有となります。1980年代初頭には、ジャン・ミッシェル・カーズ氏により、18世紀の古い古典的な建物を修復し、シャトーを近代化しました。代々カーズ家の努力によって、シャトー・オルム・ド・ペズの品質はサン・テステフの中でも、常に安定したクオリティを保ちながら、ボルドーワインファンに愛されています。また、2003年には、「クリュ・ブルジョワ・エクセプショネル」に認定されています。
ボルドーから約60 km、美しいメドック半島にあるシャトー・オルム・ド・ペズは、河口と大西洋が近いため、温暖な海洋性気候の恩恵を受けています。40haのぶどう畑は2つの異なるテロワールに分かれています。石英と転がった小石で構成された土壌でカベルネ・ソーヴィニニヨンが完璧に育つ砂利の多い区画と、メルロに適した粘土質の砂が多く、涼しい区画です。水はけも良く、これらの畑はサン・テステフのワインを代表するワインを生み出しています。
カベルネ・ソーヴィニヨン (54%) 、メルロ (37%)、カベルネ・フラン (7%)、プティ・ヴェルド (2%) によって構成されています。
長期熟成ワインをお楽しみいただくにあたって
<美味しく飲むために>
ワインは熟成の過程で、澱(オリ)と呼ばれる不溶性の沈殿物が形成されます。もともとはワインに溶け込んでいた自然の成分が長い年月を経て固形化したもので、人体への影響はございませんのでご安心ください。口当たりは良いものではないためグラスに入らないようにしてお召し上がりください。到着後1週間ほどボトルを立てて保管していただきますと、澱を瓶底に集めることができます。
<抜栓について>
ワインの理想的な保管条件は大変湿度が高いため、長期保存されたワインはコルクにカビが見られる場合がありますが、中身には影響はないためよくふき取ってからお召し上がりください。長期熟成ワインのコルクは、通常より柔らかくなり抜栓時に折れやすくなることがあります。ゆっくりと丁寧に引き上げるように抜栓してください。抜栓後は澱が舞い上がらないようゆっくりグラスにお注ぎください。
<味わいについて>
ワインは同じ銘柄、同じヴィンテージであっても1本1本味わいが多少異なります。これはワインが瓶詰めされた後に起こる瓶内熟成の差によるものです。
<熟成による目減りについて>
長期保管されたワインには、熟成の過程により漏れた形跡がないにもかかわらず、少量ですが、瓶詰めした当時より液体が少なくなり、商品ラベルに記載の容量に満たない場合がございます。これはワインを美味しく熟成させるため、ゆっくりと空気と触れ合うコルクを使用していることで起こる熟成の結果です。
<ご購入について>
長期熟成ワインはこのような性質上不安定な要素が多く、大変デリケートな商品であるため品質や味を保証することが難しいことをご理解の上ご購入くださいますようお願い申し上げます。ご購入前にご質問やご不明なことがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
<商品お届け後の取り扱いについて>
ワインの品質保持のため年間を通じてクール便でお届けしております。お受取り後は、開封しワインセラーなどに保管してください。開封せずに室温で長時間放置されますと、保冷車からワインを運び出した際の急激な温度変化により、瓶の内部が膨張し液漏れが生じたり、ボトル表面に結露が発生しラベルが傷む等、劣化の原因となります。特に真夏はこのようなリスクが高まりますのでご注意ください。お届け後のお取り扱いにおける劣化や破損に対する補償(交換・返品)は致しかねます。
関連商品
この商品を買った人はこちらの商品も購入しています。