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Cotes du Rhone Blanc 2019 Guigal
コート・デュ・ローヌ・ブラン・ 2019 ・エティエンヌ・ギガル

販売価格(税込):
2,640
ポイント: 132 Pt

生産地方/コート デュ ローヌ
サイズ/750ml
主な品種/ヴィオニエ、ルーサンヌ、マルサンヌ
味わい/白・辛口

北部ローヌの名門ギガルが手掛ける、ボリューミーで飲み応えある白ワイン

コート・デュ・ローヌは、フランス南部のワイン銘醸地のひとつ。広大なエリアがゆえ、様々なスタイルのワインが産出されますが、こちらはローヌ全域でとれるぶどうをベースにしたスタンダードシリーズ、加えてローヌ各地にネットワークを持つギガル社で作られるものです。

ローヌ全域のぶどうとなると多数の品種が存在しますが、このワインは、香りと味わいにまろやかさをしっかり感じさせるのが特徴の「ヴィオニエ種」が主体。加えて味わい深い「ルーサンヌ」「マルサンヌ」、酸味豊かな「クレーレット」「ブールブラン」を使用、それぞれの個性が見事に調和し、全体的な味わいとしてはボリューミーで飲み応えあるスタイルとなっております。

新たな挑戦を続けるローヌの盟主“ギガル”

ギガル社の創業は戦後間もない1946年のこと。その後、わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと大きく成長しました。
「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティ、「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアーヌ」はギガルの名声を確固たらしめ、とりわけこのふたつのアペラシオンにおいては他に並ぶもののない、圧倒的な地位を築いています。

創業者のエティエンヌ・ギガルが14歳から奉公していたヴィダル・フルーリィ社を、2代目のマルセルが80年代に傘下に収めた後、1995年にはコート・ロティの歴史的なドメーヌである「シャトー・ダンピュイ」を入手しました。 2001年にジャン・ルイ・グリッパとドメーヌ・ド・ヴァルーイの両ドメーヌを吸収し、サン・ジョゼフの「ヴィーニュ・ド・ロスピス」や「リュー・ディ・サン・ジョゼフ」、エルミタージュの「エクス・ヴォト」など新しいアイテムを生み出しました。

さらに2006年にはドメーヌ・ド・ボンスリーヌに資本参加。こちらは独立したブランドとして醸造、販売されています。

今日、ギガル社はローヌ全体におよそ60haもの自社畑を所有しています。
そしてメゾンにおいてワイン造りの全権を担うのは、醸造学のディプロマをもつ3代目のフィリップ氏。

先の「ギガルの三つ子の兄弟」はじつに40ヶ月もの長期間にわたって新樽に寝かされるため、オーク樽の善し悪しはきわめて重要となります。
その品質を確実なものとするため、2003年以来、ギガル社は「シャトー・ダンピュイ」に樽工房を設え、年間に必要となるおよそ800のオーク樽を自製しているこだわりを持っています。

単一畑の「コート・ロティ」や「コンドリュー」、「エルミタージュ」の上級ワインに焦点が集まりがちですが、メゾン共通のラベルで統一された、ネゴシアンもののワインも特に質が高い仕上がりです。
「コート・ロティ・ブリュンヌ&ブロンド」は「ラ・ムーリーヌ」や「ラ・テュルク」でなくともギガルの底力を知ることのできる精緻な造りです。
最もベーシックな「コート・デュ・ローヌ」でさえ赤はシラー、白はヴィオニエを主体とするところに、北部ローヌの造り手としての矜持を感じます。
コストパフォーマンスは実に高く、「コート・デュ・ローヌ」は自社のセラーで数年以上寝かせてから各国へリリースします。本来であれば、ワインが出来上がり次第すぐにリリースするものですが、あえて長期案寝かせることで一段と芳醇な香りと複雑味を感じる逸品に仕上げています。

品質に妥協を許さないギガル社。コート・ロティを中心とする北部ローヌの盟主として、ますますの発展が期待される造り手です。
コート・デュ・ローヌ・ブラン・ 2019 ・エティエンヌ・ギガル

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