ボルドー格付け第1級で5大シャトーの筆頭とされるシャトー・ラフィット・ロートシルト
1855年のパリ万国博覧会で行われたメドック公式格付けでは、第1級格付けの筆頭として最高評価を受けます。
1974年、エリック・ド・ロートシルト男爵が事業を継承、品質の向上を成し遂げ、名声を回復した。
現在は醸造責任者シャルル・シュヴァリエのリーダーシップのもと、世界最高水準のワインを生み出し続けています
格付け1級の中でも一番と呼び声の高い、唯一無二の存在です。非の打ちどころがなく、卓越した複雑性のあるアロマに、口に含むと優美で繊細でいながら完璧なまでのバランスの取れたタンニンが感じられます。
【1995年】
1989 年や1990 年と比べると特に理想的な夏を迎えましたが、日照時間はやや少なめでした。収穫前の9月7日に雨が降りましたが、それほど激しくなく、短時間に集中していました。この年のぶどうの木は乾燥した天候に苦しんでいたため、雨の影響はほとんどありませんでした。9月17日には日照が戻り、ぶどうの収穫に臨みます。
(ぶどう品種)
カベルネ・ソーヴィニヨン:74%
メルロ:18%
カベルネ・フラン:8%
【2015年】
冬の始まりは穏やかで乾燥しており、雨が降る1月末まで、有益な寒さは訪れませんでした。例年通り4月初めに芽吹きが始まり、その後、水の蓄えと温暖な気候のおかげでぶどうの木は急速に成長しました。6月には開花が早く均一で、ぶどうのさらなる成長への期待が高まりました。
海と河口の影響により、暑い夏と高温のバランスをとることができました。水のストレスは高かったものの、8月の雨がぶどうの色付きに必要な新鮮さをもたらし、完璧な成熟をもたらしました。収穫時には理想的な条件が再び整い、各区画の最高のものを得ることができました。
(ぶどう品種)
カベルネ・ソーヴィニヨン:91%
メルロ:9%
長期熟成ワインにつきまして、以下のご案内をご確認の上ご購入くださいますようお願いいたします。

長期熟成ワインをお楽しみいただくにあたって
<美味しく飲むために>
ワインは熟成の過程で、澱(オリ)と呼ばれる不溶性の沈殿物が形成されます。もともとはワインに溶け込んでいた自然の成分が長い年月を経て固形化したもので、人体への影響はございませんのでご安心ください。口当たりは良いものではないためグラスに入らないようにしてお召し上がりください。到着後1週間ほどボトルを立てて保管していただきますと、澱を瓶底に集めることができます。
<抜栓について>
ワインの理想的な保管条件は大変湿度が高いため、長期保存されたワインはコルクにカビが見られる場合がありますが、中身には影響はないためよくふき取ってからお召し上がりください。長期熟成ワインのコルクは、通常より柔らかくなり抜栓時に折れやすくなることがあります。ゆっくりと丁寧に引き上げるように抜栓してください。抜栓後は澱が舞い上がらないようゆっくりグラスにお注ぎください。
<味わいについて>
ワインは同じ銘柄、同じヴィンテージであっても1本1本味わいが多少異なります。これはワインが瓶詰めされた後に起こる瓶内熟成の差によるものです。
<熟成による目減りについて>
長期保管されたワインには、熟成の過程により漏れた形跡がないにもかかわらず、少量ですが、瓶詰めした当時より液体が少なくなり、商品ラベルに記載の容量に満たない場合がございます。これはワインを美味しく熟成させるため、ゆっくりと空気と触れ合うコルクを使用していることで起こる熟成の結果です。
<ご購入について>
長期熟成ワインはこのような性質上不安定な要素が多く、大変デリケートな商品であるため品質や味を保証することが難しいことをご理解の上ご購入くださいますようお願い申し上げます。ご購入前にご質問やご不明なことがございましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。
<商品お届け後の取り扱いについて>
ワインの品質保持のため年間を通じてクール便でお届けしております。お受取り後は、開封しワインセラーなどに保管してください。開封せずに室温で長時間放置されますと、保冷車からワインを運び出した際の急激な温度変化により、瓶の内部が膨張し液漏れが生じたり、ボトル表面に結露が発生しラベルが傷む等、劣化の原因となります。特に真夏はこのようなリスクが高まりますのでご注意ください。お届け後のお取り扱いにおける劣化や破損に対する補償(交換・返品)は致しかねます。
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