ピエール・ダモワは銘醸畑「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」は最大面積を所有するなど、ジュヴレ・シャンベルタンを代表する有力生産者の1人です。同様に銘醸畑の「シャペル・シャンベルタン」や、小区画ながら、最高峰の畑「クロ・タミゾ」も所有しています。代々受け継がれた畑から生み出される、果実味があふれ芳醇で力強い味わいのワインで、世界中の愛好家を魅了し続けています。

シャンベルタン・特級畑・2017・ピエール・ダモワ
ジュヴレ・シャンベルタンに存在する9つの特級畑のなかでも、最高峰の人気を誇る「シャンベルタン」。古くは、ナポレオンに愛され、ブルゴーニュワインの王とも称される銘醸地で、まさにブルゴーニュを代表するにふさわしい畑です。
除梗後、区画毎にステンレスタンクに入れ、醸造所内の室温にて長めのマセレーションを行います。発酵期間は約4週間。アルコール発酵の後、木樽に移し、バトナージュはせずに16-24ヶ月熟成させます。
果実味、酸味、タンニンが重厚に凝縮され樽熟成も贅沢。非常にバランス良く芳醇な深みがあり、しっかりとした骨格です。あまりにも複雑に凝縮されているため、若いうちは硬い印象ですが、長い熟成により花開く名酒です。

シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ・特級畑・2017 ・ピエール・ダモワ
除梗後、区画毎にステンレスタンクに入れ、醸造所内の室温にて長めのマセレーションを行います。発酵期間は約4週間。アルコール発酵の後、木樽に移し、バトナージュはせずに16-24ヶ月熟成させます。
この畑特有の、ダイヤモンドを思わせるような硬い輝きを内に秘めた名酒。重厚なボディと華麗で艶やかなブーケには比類がありません。
カシスなどの黒っぽい果実を想像させるような凝縮した果実味と、スパイスのニュアンスに、充実したタンニンが広がります。ドメーヌでは、このクロ・ド・ベーズには比較的木の香りが強いトロンセ産の樽を組み合わせており、熟成向きのワインです。

ジュヴレ・シャンベルタン・クロ・タミゾ・2017・ピエール・ダモワ
「クロ・タミゾ」はドメーヌのすぐ裏手に広がるブドウ畑で1.45haの全てを所有。村名クラスながら平均樹齢70年を超えるブドウから造られています。
この村特有のスグリやブラックチェリーを思わせる、華やかな果実味と贅沢な樽香とが溶け合った、力強いながらも卓越した優雅な名酒です。その実力は1級を上回ると言っても過言ではありません。
クロ・タミゾは、ドメーヌに隣接した村名クラスの畑ですが、平均樹齢は70年を超え、フランボワーズやイチゴの魅力的な果実味とスパイシーな風味を持ち、口に含むと豊かさとうまみを有する力強い味わいです。

ピエール・ダモワは銘醸畑「シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ」は最大面積を所有するなど、ジュヴレ・シャンベルタンを代表する有力生産者の1人です。同様に銘醸畑の「シャペル・シャンベルタン」や、小区画ながら、最高峰の畑「クロ・タミゾ」も所有しています。代々受け継がれた畑から生み出される、果実味があふれ芳醇で力強い味わいのワインで、世界中の愛好家を魅了し続けています。

【歴史】
1930年代にジュリアン・ダモワ氏により創業されました。所有する畑は95%がジュヴレ・シャンベルタンで、その内80%がグラン・クリュと、素晴らしいテロワールに恵まれた造り手です。1970年代、ジャック・ダモワ氏の時期に軽いスタイルのワインに一時転向しましたが、ピエール・ダモワ氏が1992年に当主となってからは、果実味溢れる芳醇で力のあるワインを造るようになり、ドメーヌの名声がさらに高まりました。

【栽培】
代々に渡ってジュヴレ・シャンベルタン村の銘醸畑を所有しており、非常に樹齢の古いブドウ樹に恵まれています。特に単独所有しているジュヴレ・シャンベルタン・クロ・タミゾは平均樹齢約70年以上と高い樹齢を誇ります。
化学肥料や除草剤は使用せず、厳しい選定とグリーン・ハーヴェストにより収穫量を抑えています。収穫は小型ケースを使い手摘みで行い、30分以内にドメーヌに運び入念な選果作業を行います。

【醸造】
除梗した後、区画毎にステンレスタンクに入れ、醸造所内の室温にて長めのマセレーションを行います。発酵期間は約4週間、必要と思われる時に多くても1日2回までのピジャージュを行います。アルコール発酵の後、木樽に移し、バトナージュはせずに16～24ヶ月熟成させます。