ピノ・ノワール100%で造られるアルザスのスパークリングワイン
厳選された黒ぶとうをのみをゆっくりと丁寧に圧搾して、非常にアロマに満ちた無色の果汁を抽出します。力強い味わいと、奥行きと兼ね備え、瓶内二次発酵を経て、美しい黄金色に仕上がります。
クレマンの繊細な泡に加え、軽快ながらもどこかリンゴや柑橘系を思わせる華やかな香りが印象的。口当たりは爽やかで心地よく、味わいのバランスも申し分ない仕上がりです。優雅な印象も存在しつつ、気軽に楽しみたいスパークリングワインです。
合わせるお料理としては、食前酒としてはもちろん、アルザス伝統料理のキッシュ・ロレーヌやエスカルゴ、豚肉のパテ、ベッコフ(アルザス風、肉と野菜の煮込み料理)などがお勧めです。
ウィルム
ワイン作りにおいては、基本的には化学肥料や農薬などを使わずに栽培し環境に配慮した葡萄作りに取り組んでいます。
彼らが最も大切にしている畑の1つに特級畑があります。キルシュベルク・ド・バール(Kirchberg de Barr)内にあるクロ・ガエンスブロンネル(Clos Gaensbrœnnel)です。ここは、100年前に石垣で区切られた特別なテロワールで、所有面積は約3ヘクタールです。この畑からは、世界でも高い評価を受けている最高級のゲヴュルツトラミネールが生まれます。
1930年台に、ウィルムのワインは、禁酒法の終了した直後に米国に輸出された最初のアルザスワインの一つでした。今ではカナダ、ヨーロッパなど、多数の国へ輸出され、世界中で楽しまれています。一説によると、クロ・ガエンスブロンネルのボトルが1939年にアル・カポネの地下室で発見されたそうです。
現在、ウィルムはこれらのアルザスの伝統と自然を尊重しながらかれらのノウハウを未来へ継承しています。
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