ぶどうの出来が良い年に造られる希少なピノ・ノワール
レオン・ベイエ
この村で1580年からワイナリーの歴史がスタートしました。ぶどう畑は豊かで多様性に富んだ土地にあり、栽培において理想的な気候の恩恵を受けています。 この多様な土壌と特定の微気候の組み合わせのおかげで、それぞれのテロワールの個性を完全に反映した、並外れた品質のぶどうを生産しています。リースリング、ゲヴュルツトラミネール、ピノ・グリ、ミュスカ、ピノ・ブランなどのアルザスを代表するぶどう品種の自然な特徴を尊重しています。現在では、12代目当主レオン・ベイエを経て13代目にあたるマルク・ベイエがメゾンを運営します。レオン・ベイエは、エギスハイムとグラン・クリュである「アイヒベルク」と「フェルシングベルグ」を中心とする約20ヘクタールのぶどう畑を所持していますが、ブランド名を尊重し、ラベルにはグラン・クリュの記載をしていません。
美食家でガストロノミーへの情熱を持った前当主レオン・ベイエは、アルザスのフレンチガストロノミーの権威とみなされ「エギスハイム伯爵(Comtes d’Eguisheim)」の愛称で親しまれました。
また、マルク・ベイエも美食への情熱を継承し、ニューヨークの自由の女神100年記念では、グルメイベントの指揮を任されました。自由の女神はアルザス地方コルマール出身の彫刻家、バルトルディによるもので、これはアメリカにおいて、アルザスが手掛けたもっとも重要なフランス系イベントとなりました。
「ガストロノミーとアルザスワインを追求し続け、優れたワインを世界中に広める。そしてレオン・ベイエのワインの威信を、後世に伝えていく」レオン・ベイエ社は、このようなモットーを掲げ卓越したワインを造り続けています。
彼らの作るワインは、フランス国内はもちろん、海外にも大変人気があり、生産量の半分以上が海外へ輸出され、そのほとんどがレストランで使用されています。
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