セガン・マニュエルを代表するフラッグシップワイン
真南向きの斜面中腹という近隣のドメーヌもうらやむベストな位置にある区画を所有しています。ティボー・マリオン氏が引き継いでから、徹底的に畑を見直し、農薬はやめ、ブドウの厳しい選果を行うようになったため、ブドウの品質が向上しました。
サヴィニー・レ・ボーヌの特徴でもある木いちごのチャーミングなアロマと、ミネラルから来る動物的ニュアンスが見事に調和したフラグシップ的な存在のワイン。樹齢45年から収穫したブドウを14ヶ月樽熟成してできあがるセガン・マニュエルの実力を存分にご堪能いただける逸品です。
セガン・マニュエル
ティボー氏は、ボーヌで10世代続く名門ネゴシアン、シャンソン家の息子として1969年に生まれ、このセガン・マニュエルを所有するまで、7年間シャンソンにてワイン造りとビジネスのキャリアを積み、その後独立を模索し、この名家を引きつぎました。
ドメーヌが所有する銘畑に対しては、根本的に畑を改革し、リュットレゾネから有機栽培のアプローチで畑を再生させ、格段に良い葡萄を生み出している。また、シャンソン時代に培った優良栽培家との緊密なコネクションや強い人脈により、良い畑の良いぶどうを選ぶことができ、プライス・ターゲットに合うブドウ、搾汁を得ている。
ワイン造りにおいては、ソーティングテーブルでのブドウの選果、ブドウの個性に合わせた温度コントロールの効くタンクや大樽での醗酵、環境の良いセラーにて樽熟成、必要最低限のフィルターがけなど、細やかな心遣いの積み重ねを行い、過度に抽出し過ぎないしなやかなブルゴーニュらしいワイン造りを身上とする。
世界一に選ばれたソムリエ、フィリップ・フォール・ブラックが主催する「Les Jeunes Talents du Vin」にて2009年度注目の新人賞受賞(新鋭作り手10名中ブルゴーニュ代表として受賞)。ヴィンテージ毎に評価も高まり、その人柄、人脈からも今後のブルゴーニュの注目株です。
2019年には、フランス大統領官邸「エリゼ宮殿」御用達として、世界各国の国賓を迎える晩餐会で同家の看板ワインの「サヴィニー・レ・ボーヌ 1級 ラヴィエール」と「ジュヴレイ・シャンベルタン」が、大統領官邸のエリゼ宮殿で、マクロン大統領が世界各国の国王や首相等の国賓をおもてなしする晩餐会などで振る舞われるワインに選ばれ話題となりました。
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