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Gigondas 2019 E.GUIGAL
ジゴンダス・2019・エティエンヌ・ギガル

販売価格(税込):
4,950
ポイント: 247 Pt

生産地方/コート デュ ローヌ
サイズ/750ml
主な品種/グルナッシュ、シラー、ムールヴェードル
味わい/赤・フルボディ

北部ローヌの名門ギガルが手掛ける、ほのかな樽の香りを感じる力強い味わいの赤ワイン

南ローヌの銘醸地として知られるジゴンダスは南フランスのワイン産地ローヌ地方南部にあるダンテル・ド・モンミライユ山の麓に位置するAOCです。
アルデッシュやヴォークリューズなどローヌ地方4県95市町村に認められている広域AOCのコート・デュ・ローヌ・ヴィラージュから1971年に単独で独立しました。
2022年9月に白ワインが新たに追加され、現在赤ワイン、白ワイン、ロゼワインがジゴンダスを名乗ることを認められています。とはいえ、圧倒的に生産量が多いのは赤ワインで、生産量の約9割が赤ワインです。

樹齢およそ40年のぶどうを使用。長い醸し発酵の後、2年間樽熟成。樽の半分は新樽。

紫がかった美しいルビー。プラムや甘草の力強いアロマ。ほのかに感じられるオークのフレーバー。たっぷりとした、力強く、フルボディな味わいです。

グルナッシュ70%、シラー20%、ムールヴェードル10%
ジゴンダス・2019・エティエンヌ・ギガル

新たな挑戦を続けるローヌの盟主“ギガル”

ギガル社の創業は戦後間もない1946年のこと。その後、わずか半世紀にして北部ローヌ有数の生産者へと大きく成長しました。
「ギガルの三つ子の兄弟」と俗に言われる単一畑のコート・ロティ、「ラ・ムーリーヌ」「ラ・ランドンヌ」「ラ・テュルク」やコンドリューの「ラ・ドリアーヌ」はギガルの名声を確固たらしめ、とりわけこのふたつのアペラシオンにおいては他に並ぶもののない、圧倒的な地位を築いています。

創業者のエティエンヌ・ギガルが14歳から奉公していたヴィダル・フルーリィ社を、2代目のマルセルが80年代に傘下に収めた後、1995年にはコート・ロティの歴史的なドメーヌである「シャトー・ダンピュイ」を入手しました。 2001年にジャン・ルイ・グリッパとドメーヌ・ド・ヴァルーイの両ドメーヌを吸収し、サン・ジョゼフの「ヴィーニュ・ド・ロスピス」や「リュー・ディ・サン・ジョゼフ」、エルミタージュの「エクス・ヴォト」など新しいアイテムを生み出しました。

さらに2006年にはドメーヌ・ド・ボンスリーヌに資本参加。こちらは独立したブランドとして醸造、販売されています。

今日、ギガル社はローヌ全体におよそ60haもの自社畑を所有しています。
そしてメゾンにおいてワイン造りの全権を担うのは、醸造学のディプロマをもつ3代目のフィリップ氏。

先の「ギガルの三つ子の兄弟」はじつに40ヶ月もの長期間にわたって新樽に寝かされるため、オーク樽の善し悪しはきわめて重要となります。
その品質を確実なものとするため、2003年以来、ギガル社は「シャトー・ダンピュイ」に樽工房を設え、年間に必要となるおよそ800のオーク樽を自製しているこだわりを持っています。

単一畑の「コート・ロティ」や「コンドリュー」、「エルミタージュ」の上級ワインに焦点が集まりがちですが、メゾン共通のラベルで統一された、ネゴシアンもののワインも特に質が高い仕上がりです。
「コート・ロティ・ブリュンヌ&ブロンド」は「ラ・ムーリーヌ」や「ラ・テュルク」でなくともギガルの底力を知ることのできる精緻な造りです。
最もベーシックな「コート・デュ・ローヌ」でさえ赤はシラー、白はヴィオニエを主体とするところに、北部ローヌの造り手としての矜持を感じます。
コストパフォーマンスは実に高く、「コート・デュ・ローヌ」は自社のセラーで数年以上寝かせてから各国へリリースします。本来であれば、ワインが出来上がり次第すぐにリリースするものですが、あえて長期案寝かせることで一段と芳醇な香りと複雑味を感じる逸品に仕上げています。

品質に妥協を許さないギガル社。コート・ロティを中心とする北部ローヌの盟主として、ますますの発展が期待される造り手です。
ジゴンダス・2019・エティエンヌ・ギガル

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