豊富な果実味と上品な酸味が特徴の1級畑白ワイン
ぶどうを圧搾後、低温のデブルバージュを行い、樽を使用し約12カ月間熟成されます。(内20%が新樽)
グリーン掛かったゴールド色の外観。フレッシュな柑橘フルーツの香りと、ドライフルーツの様な凝縮した香り、さらに白い花束のアロマで構成され華やかな印象です。トーストしたアーモンドやハチミツの香ばしさ、上品なバターを思わせるアクセントが美しく、リッチな仕上がりです。果実味がたっぷりで、酸味は上質で品があり、十分なミネラルも感じます。
合わせるお料理は、サーモンや、白身魚のグリルやパイ包み焼き、鶏肉や仔牛のローストに、クリームソース添え、塩とレモンを効かせたポークソテー、コンテやヤギのチーズとの相性も抜群です。
ドメーヌ・アルヌー・ペール・エ・フィス
1935年、当時の当主であったルネは、父親のアルフォンスから事業を引き継ぎ、ぶどうを育てていました。この頃は栽培したぶどうをボーヌのネゴシアンへ販売をしていました。約10年後、自宅にセラーと醸造所を設立しました。
1960年、彼の5人の息子の内2人(ミシェルとレミー)がワイン事業に参加します。その後、彼らはいくつかの村(サヴィニー、ボーヌ、アロース=コルトン、ペルナン=ヴェルジュレス、エシュブロンヌ)の区画を取得していき、所有畑を約20ヘクタールまで拡大し、ワイン事業を発展させていきました。
2008年にドメーヌの当主はパルカルへ完全に引き継がれました。妻のカロリーヌも事業に加わり、ワイン管理部分を担当しています。このころまでは収穫したぶどうの一部はネゴシアンにもしていましたが、100%ドメーヌ元瓶詰めすることに決めました。新しい高性能設備に投資し、伝統的なノウハウと新しい技術を組み合わせて高品質のワインを提供することが可能になりました。
近年ではオードリーとジャン=バティストがワイン事業に加わり、さらに彼らの子供たちもワイン事業に参加をしています。フランス内外での豊富な経験を積んだ彼らは、新しいぶどう栽培技術を導入し、輸出販売を展開しています。彼らは自分たちの伝統とテロワールを大変尊重しています。さらに、近年の気候問題、環境問題にも意識を向け、HVE(高環境価値認証)の最高レベル3の認証も取得しました。生物多様性の奨励と環境保護の精神を持ちながら、家族の伝統を守り、発展し続けています。
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