お集まりのシーンにおすすめの5本セット
ブラン・ド・ブラン・クリストフ・デュデ
シャンパーニュ地方のマルヌ県郊外に位置している“ヴォードマンジュ”(Vaudemange)村のとても小さな生産者です。マルヌ渓谷からモンターニュ・ド・ランスまでの5つの敷地に3.60haのぶどう畑を所有しています。以前はクリストフ・ドゥデ氏のご両親が、小規模なシャンパーニュ農園でよく行われているように、ぶどうを栽培し、そのぶどうを他のメゾンへ販売していましたが、2005年にクリストフ・ドゥデ氏が奥様と一緒に、家族の農園を引き継ぎます。そして、2008年に自らの名前を冠したシャンパーニュ販売を開始しました。クリストフ氏は、ヴーヴ・クリコ、シャルル・エドシック、ローラン・ペリエ、モエ・エ・シャンドンなどの大手メゾンで働いていた経験を活かし、自分たちで最高のワインを造る為に毎日ぶどう畑に足を運んでいます。
柑橘系のグレープフルーツやライム、白桃、洋梨のアロマに新鮮なバターのとても華やかな香りが漂います。口に含むときめ細かな泡が持続し、存在感のある活き活きとした酸味と果実味が心地よいバランスで調和します。最後の余韻までとても綺麗で、後味に残るミネラル感がさらに食欲を掻き立てるようなシャンパーニュです。

1855年のパリ万博での格付でソーテルヌ格付第1級の名誉に輝きましたシャトー・レイヌ・ヴィニョーが手掛けている辛口白ワイン。
従来の甘口ワインを作る際に2種のぶどうを使用するのに対し、この辛口ではソーヴィニヨン・ブラン1種に絞るため、フルーティーながらもよりドライな風味を醸し出しています。また、醸造に使用する樽を新樽にする事で、一層マイルドに、かつボリューミーな味わいに仕上がっております。
透き通った淡いレモンイエロー色。柑橘系のレモンやライムの特徴がはっきりと表れています。すこしカリンの様なニュアンスもあり、すっきりしながらも程よいボリューム感を感じます。とても新鮮でシャープな酸味と果実味が綺麗に溶け合います。
合わせたいお料理として、白身魚のフライや、天ぷら。トマトやアボガドを乗せたサラダや、オレンジ風味風味のソースと合わせたお肉等、フルーツを用いたお料理との相性が大変お薦めです。

ファミーユ・ヒューゲルは1639年にアルザス地方リクヴィールの街で創業しました。13代に渡り「ワインの品質は100%ブドウの品質で決まる」という黄金律を守り続け、ブドウ栽培とワイン造りの歴史を継承しています。
食事との相性が飛び抜けて優れたこの辛口リースリングはエレガントさと骨格が際立っています。柑橘系の爽やかな香りの中に、白桃や青りんごの様なアロマが見事にまとまり、素晴らしい香りを感じます。ほんのりハチミツの様なニュアンスもあり若々しい酸味と果実味が楽しめる白ワインです。
こちらのワインは、魚介類との相性が抜群です。またアルザスという土地はリースリングと肉料理を合わせて楽しむ食文化を持っています。豚肉の煮込み料理やチキンソテー等にも合わせて楽しんでみて下さい。

ピエール・ティベールは、ワインとは無縁の家庭に生まれたピエールが、たった一代で名声を築き上げた、『ブルゴーニュの奇跡』と呼ばれる小さなドメーヌです。ボーヌの醸造学校で学んだ後、オークセイ・デュレスの生産者のもとで働き、経験を積みます。そして5年後の1989年に、コート・ド・ニュイ近郊のコルゴロアンに古いワイナリーを購入し、ここからピエールの物語は始まります。最初は「ブルゴーニュ」と「パストゥグラン」の畑を借りて定額小作から始めました。その後、「ショレ・レ・ボーヌ」や「アリゴテ」など少しずつ畑を購入、 現在ではニュイ・サン・ジョルジュの1級畑を含めた約5ヘクタールの畑を所有し現在に至ります。
2017年からは、息子のアルテュールも加わりました。新しい世代のエッセンスが加わる事で、更なる飛躍が期待できる注目のドメーヌです。
ラズベリー、さくらんぼ、ブルーベリなどの赤いフルーツの香りが華やかに広がります。タンニンは比較的穏やかで、スミレの様なフローラルな香りもほのかに漂います。土壌由来のミネラルが味わいに複雑さを与え、余韻にブラックペッパーの様なスパイスの印象。酸味とのバランスも理想的に仕上がり、非常に素晴らしい出来栄えとなっています。
グリルで仕上げた白身魚や肉料理、ベーコンや燻製鴨肉を使用した軽いサラダ、トマトパスタなどに良く合います。

クーム・デル・マスはフィリップ氏とナタリー氏夫妻によって2001年に設立されたワイナリーです。
スペインとの国境に近いフランス南部に位置し、バニュルス(Banyuls)とコリウール(Collioure)に点在する32の区画にまたがる14ヘクタールの畑を所有しています。
この辺りの畑のほとんどは海に近い土地に存在していますが、彼らの畑は標高約380メートルの高さで海を見下ろすような急斜面の場所に位置しています。このためトラクター等の機会を使用することは不可能なため、畑作業はすべてが手作業によって行われます。
こちらのワインは古いグルナッシュを100%使用して造られます。ワイン名の「シスト」とは片岩土壌のことを指し、薄く板状に割れる性質を持つ片岩質の土壌です。非常に水はけと通気性が良く、さらに熱を蓄積するといった特徴がありグルナッシュに適した土壌です。
ガーネット色を淡くまとった濃いルビー色。ラズベリー、カシス、ブラックベリー、プラム等の赤黒系果実の香りが感じられます。その後、黒胡椒やリコリス等のスパイシーな香りが全体を引き立て、複雑で香り高い印象です。タンニンは滑らかで味わいは濃厚な深みがあり凝縮感に満ちています。奥行き、余韻も長く数年間の熟成にも耐えうるポテンシャルを持っています。

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