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Madeira Bual 30 Year Old Blandy’s
マデイラ・ブアル・30年・ブランディーズ

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販売価格(税込):
51,700
ポイント: 2,585 Pt

生産地方/ポルトガル・マデイラ 
サイズ/750ml
主な品種/ブアル
味わい/中甘口
アルコール度数/20度
※酒精強化ワインです。

※同時の注文や短時間での多くの注文があった場合、在庫システムの更新タイミングによっては欠品が生じ、商品がご用意できない場合がございます。予めご了承ください。欠品が生じた際は、メールにてご連絡差し上げます。

30年以上熟成し、非常に芳醇な味わいを楽しめるマデイラ酒

ポルトガル領のマデイラ島で造られている酒精強化ワイン。ぶどう果汁を醗酵させる途中で蒸留酒を添加し、強制的に醗酵を止めるワインの事で、ポルトガルのポート、スペインのシェリーと並び、世界三大酒精強化ワインの一つに数えられます。
ぶどう品種はポルトガル原産のブアル(Bual)を使用。芳醇で酸味と甘さのバランスが素晴らしい新種ですが、生産量が少なく貴重な存在とされています。

過去50年間で最高のブアルを選び、平均32年の熟成。きれいな琥珀色が輝き、シトラスピールやドライアプリコットの香り。活力のある酸味とピュアでなミネラル感があり、ほのかにホワイトペッパーの香りが残ります。残糖は90.0 g/Lと高い数字ですが、酸味も7.90 g/Lと非常に高い数字です。そのおかげで単に甘いワインでは無く、複雑で高貴な甘みと上品で活力のある酸味が折り重なり、非常に華やかで優雅な味わいです。

楽しみ方として、常温~ほんの少し冷やす程度の温度をお勧めいたします。非常に劣化しにくいお酒なので好みのペースで楽しむことが出来ます。食前酒としても最適です。意外とお料理とも相性が良く、サーモンのマリネや魚介のカルパッショ、燻製の鴨肉やローストビーフも一緒に楽しめます。さらに食後のチーズやチョコレート、もちろん食後酒としてもおすすめです。
マデイラ・ブアル・30年・ブランディーズ

ブランディーズ

ブランディーズ社は1811年にブランディー家により設立された家族経営のマデイラワインメーカーで、2011年に設立200周年を迎えた。マデイラワインのリーディングカンパニーとしてイギリス市場での地位を確立し、2世紀に渡りファインワインの生産を続けている。リッチなスタイルが特徴で、世界中のワインコンペティションでもその品質の高さを認められている。

ブランディーズのブランド名は、1807年にイギリス駐屯軍の指揮官としてマデイラ島に来た、ジョン・ブランディから名付けられている。彼は、ナポレオンによる攻撃から島を守るためにマデイラに配置され、その時にマデイラワイン貿易に対する興味を持ち、1811年に一般貿易業者としてマデイラ島に定住した。ジョンの息子チャールズは父のビジネスを続け、1852年の悲惨なウドンコ病の被害の間にも、島にある大量の古いワインを買うという先見を持っていた。その結果、現在もすばらしいマデイラワインを販売し続けることができている。

またチャールズは、1840年にフンシャルの“ブランディーズワインロッジ”を購入した。その建物は17世紀のフランシスコ修道院別館の一部であり、ブランディー家がワイナリーとして改装し、200年の間何世代もがそこでワインを造ってきた。
現在、”ブランディーズワインロッジ”は、ブランディーズ全プレミアムワインの自然熟成過程の保管庫として使用され続けている。またこのロッジは、年間約200,000人の観光客を受け入れ、見学ツアーやレストランが併設されている素晴しいワインの名所でもある。

ブランディー家はマデイラワイン貿易の黎明期から続く創業者として現在も精力的に会社経営を行っている唯一の家族である。マデイラ島での長い歴史の中で、ブランディー家はマデイラワインの発展に重要な役割を担い、1811年に遡る伝統を守りながら2世紀に亘り今日もマデイラ島で生活し続けている。
2008年より、ワインメーカーのフランシスコ・アルブケルケはインターナショナルワインチャレンジで“フォーティファイドワインメーカー・オブ・ザ・イヤー”を3年連続受賞した。 これはブランディーズにとって、群を抜く素晴しい評価である。

ブランディーズのマデイラワインは最先端のワイン醸造技術を使うと同時に、古きよき伝統も大切にしている。ワイナリーでは葡萄を厳しく選果、プレスし皮と果汁を分ける。 発酵は温度管理されているステンレスタンクの中で行われ、グループスピリッツの添加によって発酵を止める。全てのプレミアムワインは伝統的なカンテイロシステム(太陽による天然の熱でワインが温められる方法)で熟成される。 ティンタ・ネグラは、ワインを人工的に温めるエストゥファジェン(エストゥファ)という製法で造られる。独自の研究の結果ブランディーズでは、タンクの温度を45度に設定し4か月温めている。

基本の白品種セルシアル、ヴェルデーリョ、ブアル、マルムジーの4つの白高貴品種は全て樽熟成される。フンシャルのワインロッジにあるカンテイロでは、初めの数年は最上階の一番熱い場所に樽を置いて熟成を行い、ワインの状態をみながら階下へと移動しながら熟成を継続させ、最終的には1階の比較的涼しい場所ヘ移動させて熟成を終わらせボトリングする。どういった場所でどれくらいの期間熟成させるかによって味わいが変わってくるので、ブランディーズでは「カンテイロ熟成庫がテロワール」である、と考えている。
マデイラ・ブアル・30年・ブランディーズ

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