長い熟成による美しいアロマと複雑で優美なシャンパーニュ
メニル・シュル・オジェの単一テロワールを表現。 低音から高音まで広い音階でありながら、筋の通った調性を持つ「ディアパゾン」。100%シャルドネ。ブレンド比率は2014年が52%、2013年が29%、2012年が19%と3つのヴィンテージを使用します。
ディアパソンは澱の上で 6 ヶ月間熟成され、半分 (55%) はステンレスタンクで、残りの半分は小さなオーク樽で熟成され、瓶詰めされてセラーで寝かされます。その後は時間をかけてゆっくりと熟成し、7年後に出荷されます。 この長い熟成により、特級畑メニル・シュル・オジェのテロワールの活気が完成し、非常に美しいアロマと複雑で優美なシャンパーニュに仕上がります。
パスカル・ドケ
「テロワールの特徴を最大限に引き出すためには、ビオロジック農法が必要だ」と考えたパスカルは、独立後すぐに全ての畑をビオロジック農法に転換。2001年には除草剤の使用を完全に廃止し、2010年にビオロジック認証を取得しました。
パスカルの畑は、彼自身と彼の親が所有する合計8.69haの土地で構成されています。全ての区画はパスカルが管理しており、実質的にRMと同じ哲学で栽培を行っています。
<ビオロジック栽培の実践>
パスカルは、土壌を健全に保ち、必要な植物を共存させることでブドウ樹とのバランスを取ることが重要だと考えています。2001年に除草剤の使用を止めてから、根は徐々に地中深くまで伸び、現在では数種類の植物が共存する畑が形成されています。この複合的なビオトープの形成により、銅や硫黄の使用が削減され、土壌が活性化されています。
<シャンパーニュ・ビオロジック協会のリーダーシップ>
パスカルは、シャンパーニュ・ビオロジック協会の会長を2016年から2022年まで務め、次世代へのビオ栽培の育成と伝播に尽力しました。また、ぶどう栽培家組合理事やフランス農業ビオロジック連盟の幹事も務めています。
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