赤ワイン好きの方におすすめのデイリーに飲みたい銘醸地の赤ワイン
コトー・ブルギニョン・2021・フレデリック・ルプランス
フレデリック・ルプランスは、ブルゴーニュのオート・コート・ド・ボーヌにあるワイナリーです。ボーヌやポマールの西に位置する非常に小さな“Nantoux”(ナントゥー)にある築100年以上の厩舎を改装し、10数年前からワイン生産を始めました。この場所は、日当たりの良いなだらかな丘陵地帯で、周りは大自然に囲まれており、ヨーロッパの生物保護地区「ナチュラ 2000」保護区の中心部でもあります。
コトー・ブルギニョンは、ブルゴーニュのガメイ100%から作られます。透き通った外観が美しく、カシス、ブラックチェリー、ブラックベリー、ラズベリーの香りが満ち溢れる印象です。飲み口は軽く、フルーティですっきりとした味わい。ミネラルや酸味、余韻も十分に感じるバランスの整ったワインです。
合わせるお料理として、チーズや黒オリーブ、アンチョビ等を使ったサラダや、バゲットを使用しハムやチーズを挟んだフランス版サンドイッチ(カスクルート)。日本料理では赤身のお寿司屋やカレイの煮付け、照焼き等がおすすめです。
安定した家族経営のもとで生み出されるワインは、クリュ・ブルジョワ級の格付けですが、その実力はメドック格付けの第5級に匹敵すると言われるシャトー・ラネッサン。ボルドーのサン・ジュリアン村に近い、オー・メドックのキュサック村に位置しています。周りは美しい森に囲まれて、1793年から所有者が変わることなく、かつてはいくつかの格付けシャトーの株主でもあった由緒正しい家柄であるブテイエ家が所有しています。
深いルビー色。チェリー、ブラックベリー、カシスなどの力強い果実のアロマに、スパイス、甘草、トーストのニュアンス。バランスが非常に良く、口当たりは優しくまろやかですが、タンニンはとても力強く豊富です。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とした骨格が非常にしっかりとした赤ワインです。
Chateau Puech Hautの赤ワインは、南仏の陽光と風土が生み出すフルボディの赤ワインです。フレンチオークの樽熟成からくるスパイシーなアロマとエレガントな果実味、豊かなタンニンと酸味が調和されています。濃厚なビーフシチューやジューシーなステーキと共に楽しむことで、そのフルボディの味わいが料理と一体化し、贅沢なひと時をお楽しみいただけます。
ボルドーに次いで2番目の規模のワイン産地として知らせるフランス南部のコート・デュ・ローヌ。ローヌ川を中心にワイン産地が広がっていますがその南部に位置しているワイン産地のヴァントゥーです。
場所はアヴィニョンの東にあり、ヴァントゥー山の麓に広がります。ドメーヌはその中心地に位置し、30㏊の広大な土地を所有しています。
そのうちの半分が森林で、残り半分がぶとう畑という大自然に囲まれ、100%オーガニックのぶどう栽培を行っています。
樹齢約60年の厳選された3種類のぶどうをブレンドして作られます。別々の区画で作られたシラー、グルナッシュ、カリニャンをブレンドし、醸造後は600ℓの樽で1年間熟成されます。
イチジク、プラム、ブラックベリー、ラズベリー等の様々な果実の香りを強くはっきりと感じます。その後にはブラックペッパーやピンクペッパーのニュアンスを感じ、心地良いスパイシーな印象を持ちます。
繊細で洗練された味わいは豊かで、壮大なタンニンによって全体が奇麗にまとまり、口あたりはシルキーで力強い味わいです。
お薦めのお料理として、グリルした牛カルビや仔羊のロースト、スパイシーにローストした鶏肉等に合わせると、より美味しくお召し上がりいただけます。
ボルドー地方の中でも、近年注目を集めるサン・イザン・ド・メドック地区にそのシャトーがあります。ワイン畑が河の近くに位置するのは、ふどう生育の環境に望ましいとされておりますが、このシャトーの位置も、ジロンド河というボルドーを流れる大きな河に近いという恩恵を最大限に受けて、常に高品質なぶどうが育ちます。クリュ ブルジョワに格付けされるこのワインからは、ボルドーワインらしい上品さと、果実によるふくよかさが感じられます。
【お薦めのお料理】
ボルドーワインは、その明確な渋みと果実味から、シンプルで正統派のスタイルであります。よって合わせるお料理も、「牛肉のロースト 赤ワインソース」といったシンプルなスタイルのお料理と合わせるのもお薦めです。また、西洋風なソースでなくとも、お醤油を使ったり、塩コショウだけで味付けしたお肉料理とでも楽しめます。
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