2005年シャトー・マルゴー、パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー3種、希少な白ワイン2種を加えたシャトー・マルゴーファン必見の限定セット
2005年はシャトー・マルゴーの真の偉大なヴィンテージだと表現されます。
香りのフィネス、優美さ、深みは他に類を見ないほどのクオリティですべて整っているヴィンテージです。これはシャトー・マルゴーが所有しているテロワール独自のものであり、まさに夢のようなヴィンテージとなりました。
色調は凝縮されたとても深い赤紫色で力強さを兼ね備えた輝きがあります。味わいは他のヴィンテージよりも並外れた濃密さと余韻を有しています。緻密で存在感のあるタンニンはたくましくもありますが、主張しすぎず、美味しさや上品さが調和しています。このバランスの良さはもちろんカベルネ・ソーヴィニヨン(85%ブレント)によるものです。
このワインは、今後10年、20年、30年以上先でも永遠に生き続ける歴史的なワインです。
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー・2014
シャトーマルゴーのセカンドラベル「パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー」。2014年は、寒さの目立つ時期は無く、温暖で雨の多い冬を超えて、例年並みの春を迎えました。6月にかけて徐々に気温が上がっていき、好条件で開花が始まりました。しかし、8月には気温が下がり、例年に比べても最も涼しかった夏と言える年でした。しかしながら幸いにも雨が少なく、9月には本来の夏のような暑く乾燥した気候に戻り、いずれのぶどうも素晴らしく熟し、凝縮されています。
特に最高といえる高い糖度とともに強い酸を持ち合わせているヴィンテージです。このようなバランスはボルドーのいわゆる“グラン・ヴァン”と称されるワインの特有であり、力強いタンニンには常に心地よいみずみずしさが寄り添っています。
カベルネ・ソーヴィニヨン77%、メルロ22%、プティ・ヴェルド1%。
2015年のボルドーは歴代最高峰と評価できる偉大な年でした。
濃厚な骨格と豊かな味わいをと口当たりの柔らかな心地よい印象を兼ね備え、ペッパーミントやスパイス、樹液のようなアロマが長い余韻へと導いてくれます。
まさに優雅さ、力強さ、長い余韻を兼ね備え、2005年や2009年、2010年と並んで、まさしく偉大なヴィンテージの特徴をあわせ持つ存在です。
カベルネ・ソーヴィニヨン74%、メルロ21%、プティ・ヴェルド4%、カベルネ・フラン1%。
パヴィヨン・ルージュ・デュ・シャトー・マルゴー・2016
パヴィヨン・ルージュ2016年は、その品質を最高のものにする為に、極めて厳格な選別の対象となりました。それゆえ、数年前まではシャトー・マルゴーに使われていた区画から生まれたワインをブレントすることを決めました。彼らがパヴィヨン・ルージュに対する妥協を許さない生産姿勢の表れです。
そのため、例年よりもカベルネ・ソーヴィニヨンの比率が高くなりました。この年のブレンド比率はカベルネ・ソーヴィニヨン84%、メルロ13%、プティ・ヴェルド3%の比率で構成されています。
そのおかげで、タンニンの織り目は濃密かつ絹のようになめらかで、輝きと余韻の長さをもたらしています。
シャトー・マルゴーがソーヴィニヨン・ブラン100%で仕上げるボルドー白ワイン。メドック地方では白を名乗る事が出来ないため、アペラシオンはボルドーとなります。 歴史は古く1920年頃にはすでに存在していました。
ソーヴィニヨン・ブラン100%で造られ、生産量はファーストラベルのシャトー・マルゴーと比べても圧倒的に少なく、とても希少な存在です。理由は、ぶどうを厳選し、本当に良質なワインを造るためです。そのこだわりはシャト・マルゴーに匹敵するほど。実際に収穫されたぶどうの僅か1/3しか使用しておらず、厳しい管理下で常に最上の白ワインを醸造しています。
香りは複雑で上品。口当たりは丸みがあり甘美。余韻は非常に長く、みずみずしい後味。同時に特別なミネラル感と果実味があります。
パヴィヨン・ブラン・スゴン・ヴァン・2022
18世紀初頭から現在まで、シャトー・マルゴーは卓越した白ワイン造りの伝統を守り継いでいます。常に品質向上を目指し、生産基準は年々厳格化されています。パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーのブレンドに使用されるワインの割合は、近年、収穫全体の半分以下にとどまっています。
厳しい基準をクリアしながら品質向上を続けてきたパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーですが、新たに2022年ヴィンテージからそのセカンドラベルをリリースします。「パヴィヨン・ブラン・スゴン・ヴァン(Pavillon Blanc Second Vin)」はパヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴー同様、シャトーの歴史的区画で育つソーヴィニヨン・ブランを100%使用しています。若い段階から美味しく、優に20年は調和よく熟成を進めるタイプのワインです。500年というシャトー・マルゴーの長い歴史の中、5番目のワインとして誕生した白ワインです。
シャトー・マルゴー
その後、フランス革命により波乱の時期を経過しますが、1855年のパリ万博では最高得点である20点満点という最高評価を獲得し、見事、格付けメドック第1級の評価を獲得しました。この得点はシャトー・マルゴーのみが獲得した唯一の満点でした。
1977年には、ギリシャの実業家であるメンツェロプロス一族が購入し、莫大な投資の下、排水、植え替え、セカンドラベルの導入等、さまざまな取り組みを行い、大掛かりな改革が行われます。現在は、シャトーを購入した当時のメンツェロプロス氏の娘である、コリーヌ・メンツェロプロス氏が経営を担っています。
ワインの栽培、醸造といった実際にワインを造る指揮をとるマネージング・ディレクター(総支配人)は1983年から2016年まで、長年シャトーに加わっていたのは故ポール・ポンタリエ氏。1990年には34歳の若さで、総括責任者に就任しました。ぶどう栽培、醸造、マーケティング等シャトー・マルゴーの向上に大きく貢献し、さらにビオロジック、醸造技術の改善、偽造・偽装防止のプルーフタグの導入など革新的な取り組みを行いました。
2016年3月にポンタリエ氏が亡くなった後、2017年よりフィリップ・パスコール氏が総支配人として就任しました。パスコール氏は以前、ポンタリエ氏の下で、1990年から2011年までエステート・ディレクターを務めた後、ナパ・ヴァレーのイングルヌックの支配人を務めていました。
国内外の評価は常に高評価を得ていますが、その評価に甘んじることなく彼らは世界中で唯一無二の存在を尊重し、常に改善・向上の絶え間ない努力を惜しみません。また、新しい試みも行っており2024年には彼らにとって5つ目のシリーズであり、パヴィヨン・ブラン・デュ・シャトー・マルゴーのセカンドワインとなる「パヴィヨン・ブラン・スゴン・ヴァン」をリリース。ファーストヴィンテージは2022年で生産本数は約8,000本。
世界各地のワインの愛好家を決して失望させることなく、たゆまない努力をし続けることで、シャトー・マルゴーの歴史にふさわしいワインを提供することが最も重要なことだと考えています。
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