ブルゴーニュの新星が手掛ける最高峰の特級畑”シャンベルタン”
2012年からオリヴィエ・バーンスタインのラインナップに追加された特級畑。彼の特徴でもあるリッチさがよく表れたワイン。 華やかで口の中を包み込むようなテクスチャー。同じ特級畑の「クロ・ド・ベーズ」よりもスケールが大きく、この果実味が今後どのように熟成していくのか非常に楽しみなワインです。
若いうちは当然のように香りは開ききっていませんが、頂点に達すると、その力強さ、たくましさや活力で飲み手を魅了します。甘草、チョコレート、黒い果実の香りが特徴です。

オリヴィエ・バーンスタイン
しばしば“マイクロ・ネゴシアン”と表現されている彼のスタイルですが、彼自身はその言葉には少々疑問を持っている様子。
数十年前と現在では当然ワインに対する様々な考え方が移り変わっている中で、彼の考え方としては「ドメーヌ=畑の所有者」「ネゴシアン=畑の所有者で無い」とシンプルにこの2つに区別しています。彼自身は畑を所有しておりません。しかし、彼が携わるすべての畑は、1年を通じて樹の手入れから、収穫まですべてにおいて彼が管理をしているので、ぶどうを購入することは一切行わず、ドメーヌ・ネゴシアンという枠に収まることなくワイン造りをしています。
しかしながら、近年では特級畑のいくつかの区画は自身で購入することも出来ているそうです。
ぶどう樹の平均樹齢は50年以上でそのほとんどは60~80年と古樹がメインです。新樽の使用比率はワインの状態を見て毎年変化させています。理想的には新樽の香りはあまり付けたく無いそうで、ぶどうの芳醇な香りが漂い、リッチでより洗練された最上級のワインを目指しています。

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