個性豊かな土着品種の味わいを楽しむ充実の5本セット
フェッラーリ・マキシマム・ブラン・ド・ブラン
北イタリアトレンティーノ・アルト・アディジェ州を代表するスパークリングのワイナリー「フェッラーリ」。白ぶどうシャルドネのみを用いている事もこのワイナリーの特徴の一つですが、このシリーズ「マキシマム」は、スタンダードシリーズに比べ熟成期間が長く、最低でも36か月瓶内で熟成したのち、出荷されます。よって、フレッシュながらも、熟成したシャルドネの風味を感じられる味わいとなっています。
【フェッラーリ】
フェッラーリは1902年、北イタリアのトレンティーノ・アルト・アディジェで創業。創業者ジュリオ・フェッラーリはヨーロッパ各地でブドウ栽培を学び、シャンパーニュ地方と故郷トレントの気候や土壌の類似性に着目。シャンパーニュ地方からシャルドネの苗木を持ち帰り、高品質なスパークリングワイン造りをはじめ、今ではこの地にシャルドネを栽培したパイオニアとして知られています。フェッラーリのスプマンテは、イタリアの大統領官邸や大使館の公式晩餐会で提供されるなど、政界やモード界、スポーツ界の華やかな場で愛されています。ガス圧を敢えて抑える製法により、食前酒だけでなく、食中酒としても楽しめるよう特別に醸造されています。ジュリオ・フェッラーリ・リゼルヴァ・デル・フォンダトーレをはじめ、多くの受賞歴を誇り、シャンパン・スパークリングワイン世界大会で史上最多5度の最優秀賞を獲得。ときに「シャンパーニュを超える品質」として、世界中から称賛されています。

チンクエ・テッレ・2023・カンティーナ・チンクエ・テッレ
世界遺産に登録されたチンクエ・テッレの美しい風景をモチーフにしたラベルが印象的です。香りは柑橘類や黄色い花、蜂蜜を思わせるようなニュアンスがあり、エレガントでフレッシュ。口に含むと、その芳醇な香りが一気に広がります。味わいも香りの印象そのままに、爽やかでミネラル感が際立ちます。余韻は長く続き、品よく穏やかに消えていきます。サラダやテリーヌなど、ポピュラーな冷前菜との相性はもちろん、キャンプのような開放的な空間でグッと冷やして楽しんでいただくのもまたよろしいかと思います。
【カンティーナ・チンクエ・テッレ】
カンティーナ・チンクエ・テッレはリオマッジョーレの最東端に設立された共同組合です。チンクエ・テッレとは、ラ・スペツィア沿岸に点在する5つの村の総称で、世界遺産にも登録されています。一般的に、ワイン向けのぶどう種の栽培には中性から弱アルカリ性の土壌が適しているとされていますが、チンクエ・テッレの土壌は弱酸性です。しかし、他の土地で育てると青みや苦みが強くなりがちな土着品種のボスコは、この環境に非常に適しており、アロマティックで蜂蜜のような甘さを持つぶどうに育ちます。

ソアヴェ・クラシコ・ヴィニェーティ・ディ・カルボナーレ・2021・イナマ
このワインのラベルデザインは、18世紀に発行された百科事典に掲載されているコルク加工職人の絵をモチーフにしています。描かれた3人の手は、イナマ社の3代目を継ぐ3兄弟を象徴しています。手摘みで収穫されたブドウは、除梗・破砕の後、4時間のマセラシオンを経てプレスされます。その後、ステンレスタンクで12ヶ月間発酵・熟成を行い、軽くフィルターをかけた後にボトリング。さらに瓶内で6ヶ月間熟成させます。柑橘系果実や野生の花を思わせる華やかな香りが特徴で、しっかりとした酸と塩味、豊かなミネラル感が感じられます。余韻も長く、カルパッチョやエスニック料理との相性が抜群です。
【イナマ】
1965年にジュゼッペ・イナマによって創設されたワイナリーは、1991年に2代目のステファノがボトリングを開始したことで、新たな展開を迎えました。代表的なソアヴェ・クラシコの生産にとどまらず、高品質な赤ワインの醸造にも力を入れています。現在は、ステファノの息子であるマッテオ、アレッシオ、ルーカが中心となり、未来を見据えたプロジェクトに挑戦し続けています。

バルベーラ・ダスティ・ 2021・ チーザ・アジナーリ・デイ・ マルケージ・ディ・グレージ
「マルケージ ディ グレジィ」が手掛けるバルバレスコでトップ3に入る名醸造家による秀逸なバルベーラ・ダスティです。
このワインは、アレッサンドリア県カッシーネの標高280メートルの南向き畑で栽培されたぶどうを使用しています。10日間の発酵を経たのち、ワインをまろやかにする「マロラクティック発酵」を行います。その後フランス産の木樽で数ヶ月熟成、さらにスロヴェニア産オークの大樽(2500L)で12ヶ月間じっくりと熟成させます。瓶詰め後、熟成を重ねてからリリースされます。お花や赤果実、香辛料など様々な香りが広がり、豊かな味わいを持っています。飲み終えた後の余韻も口いっぱいに長く続きます。お肉料理との相性はもちろん、お料理全般を通じて楽しむのもおすすめです。
【マルケージ・ディ・グレジィ】
マルケージ・ディ・グレジィは、12世紀から続くトリノの名門貴族の家系で、バルバレスコを代表する名醸造家として知られ、テロワールの個性を生かしたワイン造りは、専門誌でも高く評価されています。
ピエモンテのランゲとモンフェラートの間に広がる4つの畑は、1650年からグレジィ家が所有していましたが、1970年代初頭までは他の名門ワイナリーへぶどうを供給していました。1973年、アルベルト・ディ・グレジィがワイン造りに情熱を注ぎ、独自のスタイルを確立。伝統を重んじながらも革新を求め、アンジェロ・ガイヤやジャコモ・ブライダといった著名な醸造家と交流し、バルベーラやメルロなど異例の品種を植樹しました。
一方、単一畑「マルティネンガ」では1979年からの伝統を守り、クリーンでエレガントなバルバレスコを生産。その品質の高さから「バルバレスコの評価基準」と称されています。

1981年にキャンティの地で誕生したブランカイアが手掛けるカベルネソーヴィニョンです。ブランカイアワインの特徴であるその力強いスタイルと、フランスのボルドーワインのカベルネ種とはまた違った、どことなく優しい印象のスタイルが融合したようなワインです。ワイン単体としてお愉しみいただくのもよし、お肉料理またはソーセージやパテなどの前菜などとお気軽に合わせていただいてもよろしいかと思います。ブランカイアによる独自のカベルネワインをおたのしみください。
【ブランカイア】
ブランカイアは、1981年にスイス人ウィドマー夫妻によってキャンティ・クラシコの名産地「カステッリーナ・イン・キャンティ」に設立されました。創業から間もなく、1983ヴィンテージが『ヴィノム』のキャンティ・クラシコテイスティングで1位を獲得し、注目を集めました。
1990年からはキャンティ・クラシコの第一人者であるカルロ・フェッリーニ氏をコンサルタントに迎え、ワイナリーは急成長、現在に至ります。
当初はカステッリーナの畑だけでしたが、今では「カステッリーナ・イン・キャンティ」「ラッダ・イン・キャンティ」「マレンマ」の3つの拠点を持つまでに成長しました。エレガントで調和の取れたワインは毎年高い評価を受け、特に自身のワイン「トレ」は『ワインスペクテーター』の年間トップ100にも選ばれました。2021年には40周年を迎え、オーガニック生産者へと移行し、今後のさらなる発展が期待されています。

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