入手困難なエマニュエル・ルジェが手掛けるブルゴーニュ白ワイン
かつて「ブルゴーニュワインの神」と称されたアンリ・ジャイエ氏の甥で、弟子でもある後継者「エマニュエル・ルジェ」が手掛けるワインです。
アンリ・ジャイエの引退後、畑の管理から醸造を全て任され、のちに所有畑を引き継ぎました。葡萄栽培は出来るだけ自然な方法で育てること、適切な収穫時期の見極め、収穫量を厳しく抑制し全て手摘みでの収穫、といったアンリ・ジャイエからの教えを徹底し、ワイン造りを行っています。
こちらのワインは、ヴォーヌ・ロマネ村の西に位置する「Aux Herbues(オー・ゼルブ)」という泥灰質土壌の約0.14haの区画に植樹された、樹齢約35年のピノ・ブランを100%使用します。
外観は輝きのあるレモンイエロー。ライムやレモン、洋ナシ、桃などの果実のアロマと綺麗な酸味が特徴的です。ミネラルを豊富に含んでおり、緊張感が漂います。口に含むと口当たりは優しく、ボリューム感のある果実味が一気に広がり、リッチな味わいです。
エマニュエル・ルジェが手掛ける数少ない白ワインで、比較的熟成を待つことなく楽しむことが出来ます。
エマニュエル・ルジェ
エマニュエル・ルジェは、ブルゴーニュワインの神と謳われたアンリ・ジャイエの甥にあたります。1976年からジャイエの元で教えを受け、共にワイン造りを行っていました。彼の引退後、実際に畑の管理から醸造の全てを任されていたことや、所有する大部分の畑を引き継ぎ、ルジェが真の後継者であると言われています。
そのかつてジャイエが所有していた畑の中で最も偉大であり幻とも言われているのが、「ヴォーヌ・ロマネ・クロ・パラントゥー」。リシュブールの真上の斜面に位置しており総面積僅か1.1haのこの畑は、現在ルジェと、ジャイエとメタイヤージュ(分益小作農)の契約をしていたメオ・カミュゼの2人のみが所有しています。
ルジェはその半分以上の0.7haを所有。 エマニュエル・ルジェのブドウ栽培はアンリ・ジャイエの哲学をしっかりと受け継ぎ、 ブドウは出来るだけ自然な方法で育てること、年によってブドウの適切な収穫時期を見極めること、 そして収穫量を厳しく抑制することを心掛けています。
『毎年自然によって生みだされる土壌や気候、土地の特徴を最大限に表現すること』を哲学とし、人が手を加えることでブドウ本来が持っているピュアな良さをなくさず、素材の良さを尊重するよう細心の注意を払っています。
関連商品
この商品を買った人はこちらの商品も購入しています。