唯一無二なピノ・ノワールへのビジョン
PN AYC18は、主に2018年のワインをベースに作られています。ピノ・ノワールの聖地と言われるアイ村をメインの産地とし、さらにはトーシエールやヴェルズネイなどモンターニュ・ド・ランスの村のブドウをブレンドすることで、豊かな果実味と凝縮感があり、奥行きのある味わいを表現しています。リザーヴワインは一番古いもので2009年を使用。熟成はシャンパーニュの規定で定められている2倍の期間実施します。
ピノ・ノワール種は、ボランジェにおいて重要な品種。この品種でその名声を築いてきたといっても過言ではありません。
お召し上がりの際は、その独特のスタイルを際立たせるため、10 ~ 11 ℃でお楽しみ頂くことをお勧め致します。このワインは今すぐに楽しむこともでき、また、セラーにてさらに熟成させることも可能で、今後の可能性に期待できるシャンパーニュです。
蜂蜜やフルーツゼリー、マルメロ、砂糖漬けの柑橘類の香り、マジパンやブラッドオレンジのアロマに加え、甘いスパイスと爽やかなメントールの香りが広がります。本格的でありつつも控えめでリッチ、美しい広がる柑橘系のコンフィの余韻がワインのフレッシュさを高めます。
柑橘類を添えたホタテのカルパッチョや、鴨肉のオレンジ風味はもちろん、西洋かりんとアーモンドのタルトなどのデザートともおすすめです。
ボランジェ
創業以来、今でも木樽発酵を行っている数少ないメゾンのひとつ。一貫したスタイルと安定した品質により、ミシュラン星付きレストランのシェフやソムリエなど、食のプロフェッショナルに高い評価を受け、ワイン愛好家なら知らない人はいないと言われるほどの熱い支持を得ています。
特にメゾンのスタイルが体現され、ノン・ヴィンテージ枠を超えたと賞賛される代表作、“ スペシャル・キュヴェ” は世界中のBolly Lovers から愛され続ける逸品。伝統を重んじながら、斬新かつ革新的な発想を絶えず持つことで、温故知新のバランス感覚に長けているのも見逃せないポイントです。
1884 年には当時のヴィクトリア女王より、英国王室への納入を許される「Royal Warrant」の授与を受けます。以来、130 年以上に渡り、メゾンはこの栄誉を守り続け、今日も英国王室への納入を続けています。
また、メゾンを語る上で欠かせない人物がマダム・エリザベス・リリー・ボランジェ。シャンパーニュ地方を代表する女傑のひとりとして、歴史的にも語り継がれる彼女の功績はメゾンにとって大切なレガシーです。3代目当主、夫ジャック・ボランジェの死後、世界の混乱期にあたる1941年~71年の30年間、メゾンを第二次世界大戦の騒乱より守り抜き、戦後はシャンパーニュの普及に尽力します。1967 年にはメゾンの哲学が存分に込められた不朽の名作、スーパープレステージシャンパーニュの「R.D.」を世に送り出し、現在もなおマダム・リリーの誠実な思いは受け継がれています。
映画007 シリーズとの紳士協定による信頼関係が始まったのは、1973 年、シリーズ第8 作目「死ぬのは奴らだ」より。以後、全15 作品に渡り、「ジェームズ・ボンドが愛飲するシャンパーニュ」としての地位を確立しています。
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