エマニュエル・ルジェが手掛けるサヴィニー・レ・ボーヌの村名ワイン
かつて「ブルゴーニュワインの神」と称されたアンリ・ジャイエ氏の甥で、弟子でもある後継者「エマニュエル・ルジェ」が手掛けるワインです。
アンリ・ジャイエの引退後、畑の管理から醸造を全て任され、のちに所有畑を引き継ぎました。葡萄栽培は出来るだけ自然な方法で育てること、適切な収穫時期の見極め、収穫量を厳しく抑制し全て手摘みでの収穫、といったアンリ・ジャイエからの教えを徹底し、ワイン造りを行っています。
このワインのラベル下部にも表記されている「GFA LES GENEVRAYS」。これは畑の所有者名、エマニュエル・ルジェ氏の友人で、ボーヌの元星付きレストランオーナーのジャン・クロテ氏が運営する農業法人名です。
ただ畑管理から醸造に至るまで、全てエマニュエル・ルジェに委託していますので、品質はルジェのワインそのもの。ラベル上にも「ルジェ」の名が記してあります。
この「サヴィニー・レ・ボーヌ」。エマニュエル・ルジェの手掛けるワインは概ねブルゴーニュの北エリアのものが代表格といえますが、南エリアのサヴィニー・レ・ボーヌのルジェのワインもまた魅力的。ポピュラーな産地のイメージですが、ルジェが作っているというだけでラベルから風格すら感じられます。
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